別海町地域おこし協力隊

北海道の東の端っこにある、酪農と漁業が盛んなまち”別海町”。 そんな別海町を舞台に、観光で、農業で、教育で!様々な分野で活躍する地域おこし協力隊が自身の活動をどんどん記録していきます! みなさま、ぜひご覧ください!

別海町地域おこし協力隊

北海道の東の端っこにある、酪農と漁業が盛んなまち”別海町”。 そんな別海町を舞台に、観光で、農業で、教育で!様々な分野で活躍する地域おこし協力隊が自身の活動をどんどん記録していきます! みなさま、ぜひご覧ください!

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記事一覧

「開拓使別海さけ缶詰」①—その歴史と製造過程

開拓使別海さけ缶詰の復刻について!

「食いしん坊や、マリボーチーズをつくる。」

別海町の簡易軌道: 鉄道好き必見の秘境路線

別海町の特産物を未来へ——曽根町長への缶詰完成報告

【奥行臼駅トロッコ今年最終運行イベント】~1年間の締めくくり、特別なラストランを楽しもう!~

「開拓使別海さけ缶詰」①—その歴史と製造過程

1.歴史の幕開け 明治時代、日本政府は北海道の開拓と経済発展を目的に「開拓使」を設置しました。その事業の一環として、豊富な資源を誇る別海町の沿岸で漁業が推進され、鮭は重要な産物として注目されました。開拓使は缶詰技術を導入し、保存食としての鮭の缶詰が製造されるようになります。これにより、鮭は市場に安定的に供給され、北海道産品の名声を広げる礎となりました。 別海町で製造された鮭缶詰は、国内市場のみならず海外輸出も行われ、世界に北海道の食文化を広めました。これが別海の漁業と加工

開拓使別海さけ缶詰の復刻について!

突然ですが、皆さんは缶詰を食べますか? 昔に比べて今は缶詰を食べる機会は減ったかもしれません。でも、よく考えてみると、ツナの缶詰やコーンの缶詰、焼き鳥の缶詰に最近流行りの「おつまみ缶」など、昨今の災害時用保存食としての活用も相まって缶詰の市場も徐々に見直されてきていて、現在でも日本における市場規模は約1,500億円あるといわれています。(缶詰から派生したといわれているレトルト食品を含めると4,500億円以上あるといわれています) そんな現在には欠かせない発明である缶詰技術は

「食いしん坊や、マリボーチーズをつくる。」

別海町に来てからはじめて存在を知ったマリボーチーズ。 いろんなフレーバーがあったり、まろやかで食べやすかったりで好きになった! 今回もいつもお世話になっている酪農家さんに混ぜてもらって初マリボーチーズづくり。 体験した工程自体は少なめで、ゴーダのときにやった加温を少しと、味つけ、プレスまで。 メインとなるのは味つけだからいいのかもしれない! カードを細かく切って、塩をまぜる工程がたのしかった〜 この段階で味見をさせてもらったけど、まだチーズというには弾力がすごくて、キュ

別海町の簡易軌道: 鉄道好き必見の秘境路線

北海道・別海町をかつて走っていた「殖民軌道」は、戦後に「簡易軌道」と改称され、地域の発展を支える重要な交通手段として役割を果たしました。そんな簡易軌道が、今も鉄道ファンの心に響き続けています。 殖民軌道から簡易軌道へ この軌道はレール幅わずか762mmで、JRの線路幅1067mmと比べると狭く、それが故に建設が容易で、客車などの導入費用も安く、北海道各地に建設されました。主に開拓のために入植した人々の移動や、物資の輸送を目的とした軽便鉄道で、戦後になると社会情勢の変化に伴い

別海町の特産物を未来へ——曽根町長への缶詰完成報告

先日、私たち別海町の特産物を活かした新しい缶詰がついに完成し、曽根町長へご報告させていただきました。この缶詰プロジェクトは、日本遺産、鮭の聖地メナシネットワークが行う取り組みの一環として始まり、文化財担当の地域おこし協力隊近藤さんをはじめ地元の漁師さん、漁協さんや加工業者の方々と協力しながら、試行錯誤を重ねてようやく実現したものです。 地元特産物を活かしたプロジェクト この缶詰に使用されたのは、江戸時代より献上品として扱われ、高品質で知られた別海町のシロザケです。当時と同じ

【奥行臼駅トロッコ今年最終運行イベント】~1年間の締めくくり、特別なラストランを楽しもう!~

みなさん、こんにちは!文化財活用担当、ひのです! 今年も多くの方に楽しんでいただいたトロッコも、いよいよ今年最後の運行を迎えることになりました! この特別な日に、トロッコのラストランを一緒にお祝いしませんか?鉄道ファンの方はもちろん、ご家族や友達同士で楽しめるイベントです! ■ 今年最後の運行を楽しむためのイベント内容 ・ラストランセレモニー 今年最後の運行を記念して、ラストランセレモニーを行います。これまで1年間の感謝を込めて、トロッコと共に過ごした時間を振り返り、地域