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大谷 義彦(おおたに よしひこ)

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文化財活用活動
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#歴史

別海町の名前の由来、知っていますか?

北海道の町名には、アイヌ語に由来するものが多くあります。 その中でも、別海町の名前は地域…

【写真と映像で振り返る奥行臼 - 四季のイベントと風景】

今年の奥行臼を、季節ごとの写真とともに振り返ります。 奥行臼では、美しい自然や文化遺産、…

地域文化を紡ぐ秋の特別公開:旧奥行臼駅逓所で日本の伝統に触れる

令和6年11月3日、文化の日 旧奥行臼駅逓所にて「秋の特別公開」が開催され、当日は100名を超え…

別海町の忠犬チロ:主人を待ち続けた2日間

別海町で行われた殖民軌道フォーラムにて、奥行臼駅逓所のガイド加藤さんが話してくださったお…

別海町の簡易軌道: 鉄道好き必見の秘境路線

北海道・別海町をかつて走っていた「殖民軌道」は、戦後に「簡易軌道」と改称され、地域の発展…

秋風と一緒にタイムスリップ!奥行臼散策デー

9月29日、爽やかな秋の風を感じながら奥行臼で「奥行臼散策デー」が開催されました。私もスタ…

別海町で初めて出会う歴史の遺産:旧奥行臼駅逓所が語る時代の記憶

文化財活用担当の大谷です。 別海町に来て初めて知った「駅逓所(えきていしょ)」という言葉。 正直、最初は趣のある古い建物だなーとしか思っていませんでしたが、旧奥行臼駅逓所を訪れてその歴史を知るとその考えが一変しました。 明治時代から昭和初期にかけて、交通や物流が今ほど整っていなかった北海道において駅逓所は人々の移動や物資の中継地点として欠かせない存在だったのです。 特にこの旧奥行臼駅逓所は道東への玄関口ともいえる場所で、多くの旅人や物資がここを経由して大切な目的地へと運ばれ