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奥行臼で初めてのかんじき体験!— 雪の上を歩く昔ながらの知恵 —

みなさん、こんにちは!北海道の冬は、広大な雪景色が広がり、一面の銀世界となります。そんな中、昔の人々が雪の上をスムーズに歩くために使っていた「かんじき」を初めて体験しました!今ではスノーシューが一般的ですが、かんじきは昔ながらの伝統的な道具として、北海道の冬の暮らしに根付いていました。今回は、かんじきを履いて雪原を歩いた体験をレポートします!


かんじきってどんな道具?
かんじきは、木や竹で作られた輪に紐を編み込んだ道具で、靴に装着することで雪の上でも沈まずに歩ける優れものです。昔の人々は冬の狩猟や農作業、移動の際にかんじきを使い、雪深い地域での生活を支えていました。現代では、伝統文化の体験として使われることが多くなっています。
今回は、プラスチック製のものを使用しています。


いざ、かんじきを履いてみる!
かんじきを初めて履くと、最初は少しぎこちなさがありましたがコツをつかむと意外とスムーズに歩けるようになり、雪の上を軽やかに進める楽しさを実感しました。

かんじき歩きのコツ!
1.歩幅を少し狭くして、足を引きずらずに持ち上げる。
2.かかとから着地するようにすると安定感が増す。
3.坂道では体の重心を前後に調整しながら進むと歩きやすい。


雪原散策スタート!
かんじきを履いて、奥行臼周辺の雪原を散策しました。普段は深い雪に足を取られて歩きにくい場所でも、かんじきのおかげでスイスイ歩けるのが驚きでした!

エゾシカやキタキツネの足跡を発見!
雪の上に残る野生動物の足跡をじっくり観察。


かんじき体験を終えて
かんじきを履いての雪歩きは、単なる移動手段ではなく、冬の自然をじっくり楽しめる素晴らしい体験でした。昔の人々がどのように冬を過ごしていたのかを実感し、雪国ならではの伝統の知恵に触れることができました。

そんな「かんじき体験」に挑戦できるイベントがこちらです!

冬の奥行臼を歩いて、ちょっとした冒険に出かけましょう!


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文化財活用担当 樋野