【写真と映像で振り返る奥行臼 - 四季のイベントと風景】
今年の奥行臼を、季節ごとの写真とともに振り返ります。
奥行臼では、美しい自然や文化遺産、そして地域の魅力を感じるさまざまなイベントが開催され、今年も多くの方々にご利用いただきました。
3月 - 雪の残る景色とフクジュソウ
冬の名残が漂う3月、奥行臼では、白銀の雪とフクジュソウの鮮やかな黄色が美しいコントラストを描いていました。冷たい空気の中、雪間から顔を出すフクジュソウの姿は、厳しい冬を乗り越えた北海道の自然の力強さと春の到来を感じさせます。
5月1日 - シーズンオープンと子どもの日イベント
5月の初め、奥行臼は本格的な観光シーズンに入り、多くのお客様を迎えます。毎年恒例の「奥行臼こどもの日イベント」も開催され、その後も地元の小中学校の生徒たちが校外学習で訪れ、旧奥行臼駅や自然に触れる学びを楽しみました。青空の下で笑顔あふれる子どもたちの姿が印象的でした。
7,8月 - トロッコサンデー
真夏の7,8月、エンジン付きトロッコも搬入され、奥行臼では「トロッコサンデー」が開催されました。トロッコに乗り、緑のトンネルを爽快に走る。奥行臼の美しい景色を堪能する体験ができるこのイベントは、家族連れや観光客に大人気。今年も多くの方がトロッコに乗り込み、夏の奥行臼の自然を満喫しました。
9月 - 奥行臼散策デー
秋風が心地よい9月、奥行臼では毎年恒例の「奥行臼散策デー」が開催されました。奥行臼周辺の自然を巡るこのイベントでは、地元のガイドが奥行臼の歴史や自然の魅力を紹介。訪れた人々はのんびりと散策を楽しみました。
秋 - トロッコラストランと文化の日イベント
秋の深まりとともに、トロッコもシーズン最後の運行を迎えます。「トロッコラストラン」では、紅葉に彩られた景色の中で最後の走行を楽しむことができ、多くのお客様で賑わいました。また、駅逓所の公開最終日11/3には文化の日に合わせて地域の伝統や歴史を学ぶイベントも開催され、地元の方々と観光客が交流しました。
冬に向けて - 新しい季節へ
秋のイベントが終わると、奥行臼は再び冬の準備に入ります。雪に包まれる奥行臼の静けさと美しさを楽しむために、また多くの方が訪れることでしょう。四季折々の自然と歴史が共存する奥行臼の魅力を、来シーズンもたくさんの方に届けられるよう、期待が高まります。
今年も多くの笑顔と感動が生まれた奥行臼。この冬もまた、美しい風景と楽しいイベントで皆さまをお待ちしています。
別海町地域おこし協力隊 大谷